あいたあ...。「ほしのこえ」の絵を描こうなんて
なんて身の程知らずはやめときゃ良かった。
...まあいいや、またがんばろう。
いやさてDVD、発売日翌日の土曜日に買いましたよ。
みなさん買いましたか?

東京は池袋のアニメイトに買い行ったのですが
あそこの陳列はたいへん。売場正面の奥、天井近くに
ズラリと並ぶモニターTVではちょうど「ほしのこえ」
予告編が流れてて、その直下に棚を丸々占拠してDVD。
ふと脇の入口付近を見ると肩の高さほどもある巨大POP。
なんでも秋葉原はもっとたいへんな事になってるらしい。
すごいなあ...!
はじめて予告編を観た1年前、これはえらい事になるとは
思ったものの、こういう形になるとは思いもよりませんでした。

ウチに戻ってから、すぐに「 超新星シール (笑)」を大事に
切り抜いて開封はしましたが、実は私、既に映像のほとんどを、
それはもう何度も観てます。
ただインタビューは未見だから、まずはこれを観るかなあ、
声優版は途中までしか観てなかったからこれもだなあ、
「彼女と彼女の猫」も久しぶりに観ようか...
と、結局全部観てしまいました。

読み応えのあるブックレットに目を通し、
パッケージをしげしげと眺める。
テレビではメインメニューが映っており、
ニューアレンジの主題曲が繰り返し流れている。
それはなんだかとても気分のいいものでした。

私、DVDはたくさん持ってますが、こういう感じは
味わったことがありませんでした。新海さんと天門さんの
世界がそのまま封じ込められているような、
(なんせパッケもブックレットも新海さん作だからな)
DVDと言うよりは、アルバムと呼びたくなるような。
いえ、特に変わった仕掛けがあるわけでも無いのです。
しかし考えてみると「ほしのこえ」自体が
そういう作品とも言えます。

そんな事をぼんやり考えていると、
「僕はここにいるよ」
という劇中の台詞がふと頭をよぎり、
奮い立つものを感じるのでした。
彼我の力量差を忘れて。
あいたあ...。
 close